バツイチがモテるなんて聞いてません : 73

『バツイチがモテるなんて聞いてません』作品概要

『バツイチがモテるなんて聞いてません』（バツイチがモテるなんてきいてません）は、亀奈ゆう / COMIC ROOMによる漫画作品です。NTTソルマーレ・双葉社・COMIC ROOMの3社共同レーベルである「シーモア×COMIC ROOM」の作品として、コミックシーモアにて2022年4月16日より配信され、同年9月11日からはサイコミ（Cygames）でも連載されています。累計ダウンロード数は100万を突破しており、2022年10月27日には双葉社より紙の単行本第1巻が刊行されました。

夫の不倫が原因でバツイチになった35歳の女性・和葉が前向きに生きていこうとする中で、彼女の勤めるファッション誌編集部の新入社員・絢斗が彼女に真っ直ぐに惹かれていく、年の差ラブストーリーが描かれます。2023年12月時点で単行本の累計発行部数は20万部を突破しています。

MBSの「ドラマ特区」枠で実写ドラマ化され、2023年2月24日から3月31日にかけて放送されました。

あらすじ

小野和葉は、女性ファッション誌「Zeal（ジール）」編集部に勤務して13年目になる35歳の女性です。夫・由樹が職場の若い女性と不倫したことが原因で離婚、バツイチとなります。それでも泣いていても仕方がないと前向きな気持ちを持って、職場の女性ファッション誌編集部の会議で、笑顔で離婚報告をします。

そんな時、配属の挨拶に来ていた新入社員の満井絢斗に聞かれてしまい、気まずくなるかと思ったが、絢斗からは逆に辛い時に笑顔になれるなんて素敵な人だと思われていました。和葉は絢斗の指導係（メンター）となり、戸惑いながらも慣れない若い男性の面倒を見ることになります。

和葉は絢斗と一緒にブランドの展示会に行った時には、ファッションのことがよく分からない絢斗におしゃれに興味を持ってもらおうと考え、絢斗に服を見立てて、行きつけのヘアサロンに連れて行き、イケメンなのにやぼったい格好の絢斗をおしゃれな姿に変えます。このことが功を奏して絢斗はファッションにも興味を持ち始め、編集部の雰囲気にも少しずつ溶け込んでいきました。

そんなある日、編集長から絢斗には映画の記事から書いてもらいたいと言われ、和葉に映画の試写会の同行を求められます。それまでにも何度か和葉は絢斗から好意を持っていると告白を受けていたが、映画館でいきなり手を握られ、映画が終わった後で一途な気持ちで交際を申し込まれ、和葉は困惑しながらも絢斗の思いを受け入れます。

登場人物

小野 和葉（おの かずは）

35歳。女性ファッション誌「Zeal（ジール）」編集部勤続13年目。絢斗の指導係（メンター）となります。夫・由樹の不倫が原因で離婚、バツイチとなります。会議で離婚報告している時に絢斗が配属の挨拶にきます。

満井 絢斗（みつい あやと）

22歳。Zeal編集部の新入社員。体育会系でコミック誌を希望しており、ファッションには興味がありませんでした。真っ直ぐでピュアな性格。指導係で何かと親切にしてくれる和葉に惹かれていき、告白するようになります。

安藤 由樹（あんどう ゆき）

和葉の元夫。同じ職場の若い女性社員と不倫の上、和葉と別れて結婚しようとしたが、結局彼女には振られ、和葉とよりを戻そうとしたが断られています。

編集長

Zeal編集部の編集長。

すみれ

Zeal編集部の部員。和葉の後輩で和葉を慕っています。

小野 綾香（おの あやか）

和葉の仲のよい妹。絢斗のことを相談した時には「飛び込むしかない」と答えています。

和葉の母

和葉が離婚したことを責め立てます。自身の生き方や価値観を押しつけ気味。和葉が小学校2年の時に父の浮気現場に遭遇し、その時の母の顔が脳裏に焼き付ています。

速水 蓮介（はやみ れんすけ）

イケメン人気俳優。 過去に何度かZeal掲載のモデルになってもらっています。

書誌情報

亀奈ゆう / COMIC ROOM『バツイチがモテるなんて聞いてません』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊3巻（2023年12月27日現在）

• 2022年10月27日発売、ISBN 978-4-575-85769-6
• 2023年4月27日発売、ISBN 978-4-575-85837-2
• 2023年12月27日発売、ISBN 978-4-575-85931-7

テレビドラマ

2023年2月24日（23日深夜）から3月31日（30日深夜）、毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で放送されました。主演は高梨臨。