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木下 いたる

木下 いたるは、日本の漫画家です。恐竜を題材にしたパニック漫画『ギガントを撃て』で漫画家としてデビューし、2021年から『ディノサン』を連載しています。

漫画家になるまでの道のり

木下は小学生の頃からニワトリ、ブタ、ウシの飼育を手伝っており、幼少期から恐竜が好きだったと語っています。学生時代は絵を描くことが好きで、美術系の高校に進学しました。しかし、卒業が近づいても美術学校への進学意欲はなく、特に目的もなく過ごしていました。保護者から渡された語学学校のパンフレットに刺激を受け、映画、特にハリウッド映画の勉強をしたいと考え、高校卒業直後の渡米を決意しました。

しかし、渡米後も映画関係への就職は厳しく、特殊メイクアップアーティストのAKIHITOやアニメーションアーティストの堤大介と連絡を取り相談していました。相談の末、いまだに自身の目標が漠然としていたことを悟り、好きな理由が明確なものを生業にする方が良いと考え始めます。渡米中に既に漫画執筆も始めており、徐々に映画から漫画へ活動をシフトしていきました。

2011年ころには、パラオにて飲食店の立ち上げスタッフとして勤務していました。このころに居住していたアパートが森林と隣接しており、森から聞こえる動物の鳴き声に刺激を受け、恐竜を題材とする漫画作品の着想を得ます。この時、映画『ジュラシック・パーク』であまり描かれなかった恐竜の飼育漫画の創作を決めます。

日本へ帰国後、映画館に勤務して収入を得ながら漫画家を目指し、複数の漫画賞を受賞しました。しかし、落選とボツも繰り返しており、この時期に心が荒んだと語っています。また、物語に恐竜を組み込むことが難しく、企画の進行は順調ではありませんでした。30歳までに連載できなければ諦めるというプランを立て、就職先にも目星をつけていましたが、30歳直前に初の連載の兆しが見え、漫画家を継続しました。

代表作

2018年6月から講談社のコミックDAYSにて、江戸時代を舞台とした恐竜パニックアクション漫画『ギガントを撃て』を連載しました。同年11月に単行本第1巻を発売しました。

『ギガントを撃て』連載終了後は、引き続き恐竜を題材とし、かつ当初思い描いていた飼育漫画を創作しました。こうして製作された『ディノサン』の世界観は新潮社に受け入れられ、同社の『月刊コミックバンチ』にて連載が決定しました。2021年3月から連載を開始し、同年9月に単行本第1巻を発売しました。

映画への情熱

絵の製作と映画を好んでおり、渡米中にも漫画家として活動しながらも映画への情熱が覚めたわけではないと語っています。『ディノサン』連載中も映画と漫画を特に区別しておらず、「どちらも作っているという感覚」と述べており、また自著の映画化を夢見ています。

恐竜へのこだわり

『ディノサン』の監修を担当する藤原慎一からは、恐竜の復元に関して熱意があり、正確性に妥協をしていないと評されています。また、現生の動物好きでもあると述べられています。

木下は、恐竜を題材とした漫画作品を通して、読者に恐竜の魅力を伝えたいと考えています。今後も、映画への情熱を持ち続けながら、新たな恐竜漫画作品を生み出していく予定です。

作品

  • ギガントを撃て (2018年6月 - 2019年6月)
  • ディノサン (2021年3月 - 連載中)

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配信開始日:
2024-07-09 00:00:06
シリーズ:
ディノサン【期間限定 無料お試し版】
出版社:
新潮社
作者:
木下いたる

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